クアラルンプール空港着陸前、左手にアブラヤシの大農園が広がっていた。植物性油脂で最大の割合をしめるのがアブラヤシの果実から作るパーム油である。アブラヤシの生産はマレーシアとインドネシアで世界の8割以上を占める。特にマレーシアのアブラヤシ生産は(ボルネオ島マレーシア領と半島マレーシア併せて)世界全体の51%を占めている。そのため飛行機の窓からも高速道路を走る車窓からもアブラヤシ畑の風景ばかり目立つのです。