カニクイザル/Macaca fascicularis/Crab-eating Macaque or Long-tailed Macaque/Яванский макак, длиннохвостый макак, макак крабоед
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カニクイザル (学)Macaca fascicularis (英)Crab-eating Macaque or Long-tailed Macaque
(露)Яванский макак, длиннохвостый макак, макак крабоед
撮影日:2005年3月21日 19時15分 撮影場所:インドネシア・バリ島ウルワトゥ(S 8.46. E 115.10.)
機材:Nikon D2X
撮影データ:1/640sec F2.8 ISO400 f=55mm(82mm相当)
バドゥン半島西端の断崖に立つウルワトゥ寺院は夕陽を見るポイントとして有名。付近には野生のカニクイザルがあちこちに居る。断崖で日没待ちをしていると近寄ってきたサルに胸ポケットに差していた4色ボールペンを抜き取られた。予め聞いていたので用心していたが防げない。神業だ。地元民がよってきてチップをくれたら取り返してやると言う。彼が合図するとサルはすぐにペンを返しに来た。サルは良く仕込まれている。人間がやったらスリ行為だが、サルには罪を問えない。そして親切な地元民が取り返してくれたということか。見事な芸を披露してくれたサルと猿使いに拍手。
カニクイザルは東南アジアに広く分布する。ニホンザルとは近縁種。尾が長いのでオナガザルとも呼ばれる。カニクイザルと呼ばれるほどカニが主食なわけではない。雑食性で何でも食べる。頭頂部に毛が集まって高くなっているのも特徴。