ヤマトシジミ (学)Pseudozizeeria maha
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ヤマトシジミ (学)Pseudozizeeria maha KOLLAR
撮影日:2006年8月26日 撮影場所:大阪市 (20m)
機材:Olympus C5060WZ
撮影データ:f=11.5mm(SuperMacroModeでは11.5mmに固定) 1/100 F4 ISO200 SuperMacroMode
蝶の撮影にコンパクトデジタルカメラは使えるか? この写真はノートリミングである。オリンパスのC5060WZの場合、1センチのシジミチョウをここまで大きく写すにはレンズの先端がチョウから2センチぐらいまで寄らなければならない。ここまで接近してもチョウが逃げない理由は不明だが、経験上では敏感なチョウは2mから1mぐらい近づいたときに逃げることが多い。そこを突破してじりじりと近づき10センチ以内になるともう逃げないことが多い。珍しいチョウに出会ってここは確実に撮りたいと思ったらやはり一眼レフ型デジタルカメラに長焦点レンズで安全策を取るだろう。
コンパクトデジタルカメラの利点は被写界深度が深くチョウの全体にピントが合うことだ。一眼レフ用の長焦点マクロレンズでは全体にピントを合わせるには閉じた羽に対して正確に垂直方向からレンズを向けないとボケの多い写真になる。長焦点ゆえに手ぶれを防ぐため高速シャッターも必要で撮影の難易度は高い。