ナンヨウショウビン/Halcyon chloris/Collared Kingfisher/Мангровый зимородок
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ナンヨウショウビン (学)Halcyon chloris又はTodiramphus chloris (英)Collared Kingfisher (露)Мангровый зимородок или Белошейная альциона
撮影日:2009年3月19日 09時25分 撮影場所:沖縄県竹富町
機材:Nikkor 500mmF4G ED VR Nikon D300
撮影データ:1/500sec F4 ISO2500 f=500mm(750mm)
英名はワイシャツの白い襟に見立ててCollared Kingfisherと呼ぶ。下嘴に極薄いピンク色が見られる。頭頂が黒い。過眼線が黒く巾広いので頭部全体が黒っぽく見える。肩羽が黒っぽい青で風切や尾羽が鮮やかな青のツートーンカラー。前から見ると喉、胸、腹、下腹と全てが真っ白。
ナンヨウショウビンの日本国内での記録は過去に数例あるのみ。しかも遠距離での観察で図鑑に使えるような写真は無いようだ。いずれの図鑑にも海外で撮影した写真が使われている。アラビアから東南アジアまで広い範囲に分布し亜種が数十種とも言われるので、日本の南西諸島に迷鳥として飛来したものとは異なる亜種の可能性が大。今回は幸運にも近距離で撮影できたが、海外へ遠征してもこれほどの条件で撮影できることはまれだろう。以前、マレーシアのサラワク州(ボルネオ島)で3回、目撃したが、いずれも距離が遠くデジスコでも鮮明な写真は撮れなかった。