チュウジシギ/Gallinago megala/Swinhoe's Snipe/Лесной дупель
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チュウジシギ (学)Gallinago megala (英)Swinhoe's Snipe (露)Лесной дупель
撮影日:2013年9月27日 15時38分 撮影場所:沖縄県大宜味村
機材:Nikkor VR500mmF4G Teleconverter TC-14EU Nikon D7100
撮影データ:1/640sec F11 ISO1600 f=700mm(1050mm)
ジシギ4種(タシギ、オオジシギ、チュウジシギ、ハリオシギ)の野外識別は大変難しいとされている。捕獲個体の尾羽を広げて羽の枚数を数えるのが確実な判定法だが、実際には不可能。通常タシギは14枚、オオジシギは16か18枚、チュウジシギは20か22枚、ハリオシギは26枚。たまたまジシギが地面に舞い降りる瞬間、尾羽を広げた後姿を写真に捉えた。写真を数えると20枚で、外側の6対の幅が、中央の4対の幅に比べて半分程度、外側の尾羽の色が先端を除いて黒一色ということでチュウジシギと判定できる。オオジシギでは外側の尾羽の色は白地に黒の横縞で外側尾羽の幅も中央尾羽に比べそれほど狭くない。
手前がチュウジシギ。草むらに潜って顔だけ覗かせている奥のジシギの種類は不明。