アオサギ/Ardea cinerea/Grey Heron/Серая цапля

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アオサギ
アオサギ (学)Ardea cinerea (英)Grey Heron (露)Серая цапля

撮影日:2010年4月6日 14時03分  撮影場所:京都市下京区

機材:Tamron AF28-300mmF3.5-6.3XRDiVC Canon 5D
撮影データ:1/500sec F11 ISO400 f=135mm

 京都はサクラが満開を迎え気候も良く、平日にもかかわらず人で溢れていました。四条河原町は京都で一番にぎやかな場所ですが、四条大橋が架かる加茂川ではサギたちが魚を捕らえようと水の中で水面をにらんでいました。アオサギ、ダイサギ、コサギが居たのですが、アオサギは観光客、行楽客、アベックたちが腰を降ろす川べりで、人を気にすることも無く次々と魚を捕食していました。ピンセットのような嘴を水に挿すと確実に魚を捕らえています。鮮やかなものです。激流の中のアオサギに見えますが四条大橋の下にちょっとした堰があって水がしぶきを上げて見えるのです。
 キャノンの5Dを何年かぶりに使ってみました。発売日に16-35mmF2.8ズームと共に購入してオーロラ撮影に使っただけで放置していました。軽量でフルサイズの5Dを使わないのはもったいないので、タムロンのぶれ防止付きお手軽レンズを購入して町歩きに持ち歩くことにしたのです。アオサギが余りに近くで活発に動いているので28-300mmを向けて撮ってみました。距離が近いのでズームは135mmです。10倍ズームですが中間付近ではシャープな描写です。
 魚は頭から飲み込むので咥え直さなければならないのですが、その場で咥え直すのではなく、岸辺まで移動して陸上に嘴を突き出して咥え直します。落としてもすぐ拾えますから。賢いものです。